【仙台の学習塾ブログ】「やる気」は信用してはいけない話

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夏期講習が終わりまして

夏期講習の授業が終わりまして、ほっと一息付けているところです。
もっと更新したかったのですが、ひと月ぶりになってしまいましたね。
他の仙台の塾さん・家庭教師さんを見ると、忙しくてもちゃんと更新できているのを見ると
すごいなと思ってしまいます。

「〜したい」は非常に弱い動機

中高一貫校の面接試験でよく聞かれる質問の一つに
「あなたは将来、何になりたいですか?」というのがあります。
高校受験の英作文でもよく聞かれる質問ですね。
仙台の学習塾の様子を見てみても、よく対策をされていたりします。

この話なんですが、医者志望の子がいまして、
よく先の質問に「人の命を助けられるような職業に就きたい」という
旨の答えを出すんですね。

だから、私聞くんです。
「じゃあ、消防隊でもレスキュー隊でもいいわけだよね?
 どうして、特別に医者になりたいって思うの?」と
ちょっと意地悪な質問を投げかけたりします。
これで即答できない場合は、自分に嘘をついているケースが多いですね。

就職の面接でも何でも一緒なんですが、「〜したい」というのは、
極論言うと、一番あてにしちゃいけないものなんですね。
人の気持ちですもの。明日には変わっていても不思議じゃないからです。
「明日になったら本気出して勉強する!」と一緒です。

もちろん、「俺は決心を絶対曲げない!」という人もいるのでしょうが、
それはそれで問題ですし、何より外から見て
気持ちを変えない人かどうかは分かりません。

相手の立場に立った目線を

私立医学部の入学試験、就職試験、こういったものに必要なのは
「入学(就職)することによって、相手にどんなメリットがあるか」を
訴えることです。

中学・高校でしたら、「きちんと勉強して進学実績を残せるかどうか」
医学部でしたら、「優秀な医者になれるかどうか」
会社でしたら、「入社することによって会社にどんな得があるか」を
言うべきなんですね。

そうすると、熱意や、やる気などに時間やスペースを使うよりも、
自分は何が得意か言ったほうがずっと良いわけなんです。
入学したら何をするか、自分の長所をどのように生かすか、
そういったことをアピールするべきなんです。

ただいざ練習してみても、自分の得意なことを言えない子も多いのです。
自分の長所を言うのが恥ずかしいという子もいますし、
あるいは、自分の長所が何であるか分からない子もいます。

自分がどういった人間で、何を得意とし、何を不得意とするか。
これを知ること、知ろうとすることは非常に重要です。
中学生・高校生の皆さんはぜひ考えてみてください。
きっと将来やりたいことを探すためのヒントとなるでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ふじわら先生

盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2009年から独立し藤原進学塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。