【仙台の学習塾ブログ】経営者と労働者のリスク

今年度は私はもっぱら塾の中で個別授業の担当をしているのですが、
中学生や高校生には、将来どうなりたいかの話は必ずします。
学校の中でも、将来の目標については積極的に取り組んでいるところも
ありますね。

しかし、こういった話になると、当たり前かもしれませんが、
塾生はじめ子供たちは、よく知られている職業を挙げていきます。
自分で事業を始めていくというのは、残念ながら選択肢にすら挙げず(気づかず)、
ほとんどすべての子は企業に勤めることを希望していきます。

そこで、今回は経営者はこんなメリットがあるよという話を中心に
していきたいと思います。

労働者のリスクの低さとその問題点

世間でブラック企業という言葉が一般的になったころからでしょうか。
いまや、労働者の立場は非常に強いものとなりました。

私のような個人事業主はじめ経営者からの立場から見ると、
正社員として社員を雇ったとき、その社員は法律や規則を(重大なレベルで)
破らないかぎり、解雇されることはありません。
事実上、事業が傾かないかぎり労働者をクビにできないと言ってもいいでしょう。

近年「働き方改革」によって、従来の労働量も制限されるようになりました。
今後はコロナウィルスの影響からもっと労働量は少なくなるかもしれません。
こういったことから労働者のリスクは非常に小さくなったと言えます。
多くの学生は、中小企業よりも大企業への就職を望みますが、
大企業になればさらにそのリスクは小さいものになるでしょう。

つまり、将来の不安へのリスクを小さくしたり、回避したいために
学歴なりスキルを積んでいく人たちが多くみられるのが今の社会ですが、
良いことばかりでもありません。

労働者は働くことで付加価値を生み出します。付加価値からお給料である
人件費を引いてその残りを会社への利益とするわけですね。

言い換えるならば、会社からの保護というリスク軽減と引き換えに、
価値の基準であるお金を知らないうちに失っているわけです。

例えば、保育士やアニメーターなどの職業は、一般的にお給料が
それほど高いわけでもなく、社会問題になったこともあります。
ですが、これらの職業は会社側のリスクが大きすぎるのです。
保育士なら万が一の事故が起きたときの責任、アニメーターであるならば
作ったアニメが売れなかったときの責任、これらは会社が負うことになります。
労働者側は直接責任を負うわけではない分、給料が安くなるのは
仕方のないことだと私は考えています。

経営者になることを勧める理由

では、前述のような会社のリスクを背負っているのは
誰になるのでしょうか。

答えは、経営者ともう一つあります。その会社に投資をしている投資家です。
大企業であれば、必ず株式がありますが、これらを所有している投資家は
会社が倒産する、株価が下がるというリスクと引き換えに
労働者が受ける分の大きなリターンを受け取っているわけです。

ロバート・キヨサキ著の「金持ち父さん貧乏父さん」にあるように、
(よかったら多くのYoutuberの方も解説をしているので、手っ取り早く
 知りたい場合は動画を見ることをお薦めします)
いわゆるお金持ちと言われている人々は必ずと言ってもいいほど、
多くの事業・株式・外貨・仮想通貨・不動産に投資しています。
お金を働かせているわけですね。もちろん、私も学習塾事業だけでなく、
複数の分野で投資をしています。

ただ、若い学生がすぐに投資家になれるわけではありません。
投資するための初期資金、元手がないからです。

最初は労働者からはじめて、投資家になるための元手を蓄えるというのも
ひとつの方法だと思いますが、自分で事業をはじめるのも良い方法です。
投資という名目では、金融機関は融資してくれませんが、
事業を始める場合は、ある程度の初期資本は融資してくれるからです。

経営者の利点・リスクの低さ

日本という国単位で見た場合、経済を回してくれる人を保護してくれています。
例えば、株式会社など法人化している会社は倒産してしまえば、
個人に債務がのしかかることはありません。私のような個人事業主も同様で
事業による借金は、個人の借金でもありますが、自己破産が適用されます。
会社を倒産させてしまったとしても、事業がうまくいかなかったとしても、
その後、再起した例はいくらでもあるのです。

自分の努力や熱意しだいで、成功するかどうかが決まる分、
経営者は私にとても向いている分野だと思っています。
労働者だったときは、いくら頑張っても報われないこともありましたからね(;^_^A

塾生はじめ、多くの中高生が起業という選択肢を入れるには、まず、最低限の
起業に関する知識や税知識を学校で教えて欲しいなと思います。
結局、私も独学になってしまいましたからね。そこにまずハードルがあるのかと。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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ABOUTこの記事をかいた人

盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。