【仙台の学習塾ブログ】挑戦することへの大切さ

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昨今のニュースのお話からですが

最近のニュースですが、家庭内虐待のお話がありましたね。
非常に悲しい事件だったと思います。一般的に子どもの虐待というと
暴力的なものであり、行き過ぎたしつけと呼ばれる行為、
そして、それを行った両親に非難が集まっていますが、
今回はそのことからお話を進めていきたいと思います。

そもそも虐待の定義からいくと

よく報道されているのは、身体的な暴力に関わるものを虐待と呼んでいますが、
他者が望まないにも関わらず、強制的に人格を変えようとする行為、
それが虐待であると考えます。したがって、きつい言葉を投げかけ続ける
こともが虐待だと思いますし、嫌いなピーマンを無理やり食べさせることも
虐待になるでしょう。

ここで大事なことは、最初のきっかけは「相手を変えたい」ことから
虐待は起こりうるわけなのですが、その理由から、虐待がこの世からなくなる
かというと、いじめと同じように決して無くなりはしないということです。
なぜなら、自分の望むように、相手を完全にコントロールすることは
不可能だからなんですね。思うように相手が変わらなかったとき、
やることをエスカレートさせる人間もいるということです。

虐待は失敗の結果と考える

虐待する親がいなくならない以上どうすればよいのでしょうか。
それは、失敗をしたときに社会が保護すべきだと思うのです。
最初から失敗させようと思って、生んだわけではないのですから。

感情的には厳罰化を望む気持ちも理解できますが、
「失敗できない」と考えるほど、何もできなくなってしまうのです。

挑戦することへの価値を上げる

以前、中学校で講演会をした話の一部ですが、
数十年前に比べて、今は失敗を恐れる子が多くなったなあと。
「炎上」をはじめとする、失敗に対するネットや報道の過熱があるのでしょう。
将来の希望の仕事として公務員への人気が上がっていることも
その影響かなとも思います。 受験に対しても同じように考える子も
増えています。不合格だったら人生終わりくらいの姿勢なのです。

何もしないかぎりは決して失敗しません。しかし、そんなことは
誰でもできることなので、「失敗を気にせずやってみる」ことが
多くの大人たちが行っている最善の行動なのです。

そして、失敗をした人間は挑戦した結果なのですから、
挑戦していない人間よりも評価すべきなんです。

子育てするのもひとつの挑戦

私はモテないもので独身ですが、もし父親になって子供を持ったとしても、
子供が自分を愛してもらえるか大変不安です。よく仙台の他の塾さんの
ブログを読んでいますが、彼らの多くは家庭を持ち、子供を持ち、子育てを
行っています。自分が尊敬できることの一つです。

もっと、子育てをしていることは立派なこととして取り上げるべきです。
少子化や婚姻率が下がっているのも世帯を持つことのリスクに
立ち向かえないのが一因かと思います。

何もしないで文句ばかり言っているのが一番楽でいいですが、
そんな人が多くなってしまうと、世の中大変なことになりますよね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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ぜひ、この機会にお子さんに考えさせる体験をさせてみてください。
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仙台塾プロフ画像

盛岡一高、東北大。中学受験の塾「標準仙台校」に入社。2008年から独立し仙台藤原塾を設立。東大合格生から不登校児まで数千人以上の様々な生徒を指導。近隣学校での講演会あり。ボードゲーム「悲しき熱帯魚」「漁村においでよ!」「俺の街」「ぶたぶたこぶた」作者。ボードゲームはドイツのエッセンシュピール’16にも出展。独自の楽しくアタマが良くなる知育パズル本も好評発売中。